筋萎縮性側索硬化症とは、手足や顔などの筋肉が次第にやせ細り、力が無くなっていく病気です。筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かす神経(運動ニューロン)が障害を受けることで起こる病気です。
運動ニューロンが障害を受けた結果、筋肉を動かすことが上手にできず、力が弱くなり、筋力がやせていきます。多くの場合は、手指の使いにくさや腕の力が弱くなり、筋肉がやせることで始まります。話しにくい、食べ物が飲み込みにくいという症状や、脚の力が入りづらいという症状で始まることもあります。
発病から早い時期に治療をうけることが重要です。